さびしいACの私のさびしさは

 ずっと思っていた。
 普通になれば、このときどき襲う冷たいような泣きたいような寂しさから逃れられると。
 この寂しさは、自分が普通の人とちがう生活や人間関係をもっているからだと。
 普通の人たちと同じになれば、このいたたまれない寂しさと、見捨てられる不安がなくなると信じたのだ。

 だが、ちがっていた。普通の人たちと表面的には同じになれても、結局は同じになれない。
 また、同じになれたとしても、この寂しさは消えないとわかった。この寂しさが、私を平凡さから分け隔てている主要な原因ではない。

 普通であるとかないとか、平凡であるとかないとか、そういう問題よりも、もっと根本的なところからきていることだからだ。

 この寂しさと不安から逃れるために、私は本を読み、恋をし、結婚と温かな家庭を夢見て愛着し、カルト宗教にだまされ、酒を飲んできたのだ。

 きっと、3歳まで、そばにいてもらえなかった母のぬくもりとまなざしをほしがる子供がいるのだろう。
 三つ子の魂、百までというから、死ぬまでこうなのかもしれない。

 母はいない。母のかわりもいない。

 母なる神に、祈るのみ。
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Commented by yui-520 at 2009-05-06 13:45
>もっと根本的なところ
愛されていると感じられなかったからせめて必要とされたかった。
それが依存になってしまった気がします。いろいろなものへ
Commented by anna at 2009-05-06 22:53 x
こんばんは。annaです。ブログは仕事中に書いてるの?aannaのブログにも遊びに来て下さい。
Commented by 心炎 at 2009-05-07 00:12 x
>yui-521さん
 短いながら適切なコメントありがとうございます。
 そのとおりですよね。私の場合は、母が祖父母に虐待されていたので、そのために母子のきずなが邪魔されてしまったようです。だから、いつも「愛しても邪魔される」という根深い不安と不信感があるんですね。「引き裂かれた母と子の絆」という条件の中で、私の乳幼児期ははじまったんです。そういうパターンの方、ほかにもけっこういると思います。
Commented by 心炎 at 2009-05-07 00:15 x
annaさん、ようこそ。まさか、仕事中は投稿してません。ちゃんとお休みのときに書いてますよ。平日だったりするのは代休や公休のときに当たったときです。annaさんのブログには、ときどき見に行ってます。また、コメントしにいきますのでよろしく。
Commented by anna at 2009-05-07 22:40 x
あれ!今日はブログ書かないの?体調でも悪いの?大丈夫?
Commented by 心炎 at 2009-05-07 23:29 x
annaさん、このブログは私が書きたいとき、書けるとき、忙しい合間をぬって投稿しています。私のブログですから。annaさんも、そうではないのですか? 毎日書かねばならないなんて、思ったことは一度もありません。書く気がないときは一か月だって更新しません。これまでの過去ログの日付を見ていただければ、投稿ペースがおわかりいただけるかと思いますが。

 それより、私がannaさんのブログに書いた昨日のコメントについて、レスが何もないのが気になります。私のことは心配いりません。とにかく、ご自身の足元をしっかりと固めてください。
Commented by 晋作 at 2009-05-18 23:38 x
失礼します。
母性愛や父性をもっていて、それを無償で与えてくれる両親のいる家庭は、本当は奇跡みたいなモノで、文字通り有り難いものなのでしょう。
いつかそれらが得られた時に、ただ当たり前のように子どもの時に与えられているより、ずっと幸せになれるんじゃないかと思います。
失礼しました。
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by ecdysis | 2009-05-06 12:58 | アダルトチルドレン・依存症 | Trackback | Comments(7)