二つの正しさ

 私はまちがっていた。自分が結婚することは、世間の常識に反しないから「正しい」と信じた。
 たしかに、世間の常識に反しないのは確かだが、それだけで「正しい」としたことが大きなまちがいだった。

「正しい」ということには、倫理や常識に反しないというだけでなく、「適切である」という大事な意味もあるのに、私は少しもそこに意識を向けなかった。「世間であたりまえだから」という大雑把な判断基準だけで、家庭を持つという重大なことを決めつけたのだ

 もっとも考慮すべきだったのは、自分にとって「適切な選択」であるかどうかだったのだ。
 世間一般の意味で「正しいかどうか」ではなく、「自分にとって、適切な選択であるかどうか」を考えるべきだった。そこに視点がおよばず、母親の願望に盲目的に従うだけだったことを、私は今になって後悔している。

「自分にとって正しい選択をする」「自分にとって適切な選択をしなおす」ということが、ACの回復にどんなに大事か、思い知らされる。
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Commented by anna at 2009-08-31 12:03 x
元旦那が、46歳で去年の冬に孤独死していたそうです。annaが、ステップの45で、一番に謝らなければいけない、リストの一人だったのに。離婚が、原因になった、糖尿病のコントロールが、できず、予想ですが、心筋梗塞にでもなったんでしょう。発見されたときには冷たくなっていたそうです。annaの人生は、壮絶です。なんで!
子供達が可哀想。また、あなたに、会って話を聞いてもらいたいです。
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by ecdysis | 2009-08-31 02:40 | アダルトチルドレン・依存症 | Trackback | Comments(1)