不健康で暴力的なきりのないAC生活

 日本国憲法第25条1項に、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」とある。この憲法の成立過程や可否について論じることは、ここではしないけれど、「生存権の保証」として示されたというこの条文を素直に読む限り、ACの生い立ちには、この「生存権」をすら保証しない過酷なものがある。

 私たちACの生まれた家庭のほとんどは、「健康で文化的」などとはお世辞にもいえず、「経済的に最低限度の生活」につねに脅かされ、あらゆる意味で「余裕」がない。心を病み体を傷つけ、持たなくていい罪悪感に押しつぶされ、必要なはずの安心と喜びに居心地の悪さを覚え、生活の不安と自分の生存そのものを敵視し、自分で自分を苦しめることにのみ生きる値打ちと目的を見出すという暮らしをするようになった。

 それでも、不健康な状態から健康な状態へ、野蛮な状態から文化的な状態へ、自分を変えてゆく意志は持ち続けたい。コントロールのきかない最低状態から、コントロールのきく余裕のある状態へ、私は生涯かけて生き方を変えてゆきたい。
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by ecdysis | 2011-06-12 05:43 | アダルトチルドレン・依存症 | Trackback | Comments(0)