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内なる声をきいた

 深刻な悩みにうちひしがれて浅い眠りしか得られなかった最近のある日のこと。
 私は自分でもどうしようもない恐怖と不安と自己卑下と罪悪感と、そういったACにとっては致命的な感情にとらわれて、ひどい孤独感に陥っていた。

 どうにもならない自己否定と生きているのが無価値にしか思えない感覚に苦しんでいた。

 この世の生からいっそ離れられたら、どんなにか喜ばしい解放になるだろうかと思った。
 自分は最低だと思った。その思いと等しく孤独感も最悪だった。

 そうして苦しみぬいている日々に、うつらうつらしているとき、夢の中でさえ私は現実の悩み事にとらわれ続けていた。そんな中で、私は、自分の胸の内に輝く声を聞いた。

「あなたは、独りではない。決して独りではない」

 それは、男の声とも女の声ともつかない、明るく輝かしい声だった。
 そして、その声が響くと同時に胸の中に明るい光が差し込むのを感じた。
 声であると同時に光だった。

 声の主がだれなのか、どこから発信された声なのか、何もわからない。
 ただ、その声が告げたことは「真実」であることだけがわかるのだ。

 私が、どんな状況にあっても、どんな精神状態にあっても、「決してひとりぼっちではない」というのが事実なのだということ。たとえどれほどの孤独感にさいなまれ、さびしさやわびしさや死にたいほどの孤立感にうちひしがれていたとしても、それでも「孤独ではない」ということは真実なのだ。

 まわりにひとがいようといまいと、家族や伴侶や友人知己がいようといまいと、「孤独ではない」のだ。

 そして、何よりも驚いたのは、この「真実」は、私だけに限ったことではなく、すべての人間にとって「真実」なのだということ。

 そのときから、私はひどい孤独感から解放されたような気がする。
 目に見えない存在が、かたときも私から目を離さずに見守ってくださっていると信じられるからだ。
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Commented by BJ at 2011-09-13 04:04 x
私も聞いたことある。
Commented by 心炎 at 2011-09-15 00:23 x
さすがはBJ氏。尊敬すべき先輩です。ありがとうございます。
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by ecdysis | 2011-09-13 00:52 | アダルトチルドレン・依存症 | Trackback | Comments(2)

ecdysisは「脱皮」。管理者・心炎の悲嘆と絶望、歓喜と希望のあやなす過去・現在・未来を見つめ、アダルトチルドレンより回復する為のブログ。メール:flamework52@gmail.com(exciteメールは2018/9/18をもって使用不能となりました)