おそらくは胎内回帰願望が原因
2007年 12月 03日
私のアディクションの症状の根本には、おそらく「胎内回帰」への衝動がある。
通常「胎内回帰願望」といわれるが、「願望」という表現のような「意志によるコントロールが及ぶ」印象とはほどとおいものだ。
それは胎内回帰への「衝動」「飢餓」としかいいようのないもの。
平安で穏やかで静かだった「胎内」への逆行を熾烈に求める乳児の心ではないか。
だが、私の場合は、どうも胎内でも、それほど「平安」だったわけでもないらしい。
耳をふさいで聞こえる自分の鼓動の音が、小さいころから怖かった。わけもなく恐ろしかった。
今でもそうだ。枕で耳をふさぐと鼓動が聞こえるが、それがいやで耳をふさがないように、いつも気をつけている。
たぶん、母の胎内できいた、祖母を恐れる母の恐怖に高鳴る鼓動と、血液を通して流れ込む体内物質が、胎児の私を落ち着かなくさせたことだろう。そのときの記憶が、たぶん「自分の鼓動をこわがる」心理につながっている。
よく映画やアニメで、心臓の鼓動が恐怖に高鳴るシーンがあるが、あの緊張と恐れを、私は自分の耳をふさいで心臓の音を聞くだけで感じるのだ。
それでも、母の胎内はおおむね居心地がよかったのだろう。そして、母の感じた恐怖を心の中に仕込んで、私は生まれてきたのだろう。
その恐怖から、私は心底、解放されたい。
通常「胎内回帰願望」といわれるが、「願望」という表現のような「意志によるコントロールが及ぶ」印象とはほどとおいものだ。
それは胎内回帰への「衝動」「飢餓」としかいいようのないもの。
平安で穏やかで静かだった「胎内」への逆行を熾烈に求める乳児の心ではないか。
だが、私の場合は、どうも胎内でも、それほど「平安」だったわけでもないらしい。
耳をふさいで聞こえる自分の鼓動の音が、小さいころから怖かった。わけもなく恐ろしかった。
今でもそうだ。枕で耳をふさぐと鼓動が聞こえるが、それがいやで耳をふさがないように、いつも気をつけている。
たぶん、母の胎内できいた、祖母を恐れる母の恐怖に高鳴る鼓動と、血液を通して流れ込む体内物質が、胎児の私を落ち着かなくさせたことだろう。そのときの記憶が、たぶん「自分の鼓動をこわがる」心理につながっている。
よく映画やアニメで、心臓の鼓動が恐怖に高鳴るシーンがあるが、あの緊張と恐れを、私は自分の耳をふさいで心臓の音を聞くだけで感じるのだ。
それでも、母の胎内はおおむね居心地がよかったのだろう。そして、母の感じた恐怖を心の中に仕込んで、私は生まれてきたのだろう。
その恐怖から、私は心底、解放されたい。
by ecdysis
| 2007-12-03 01:53
| アダルトチルドレン・依存症
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