もう、うんざりだ

 いったい、私はだれなのだ。

 母のために生きて、自分の願望と母の願望さえ分離できずに生きてきて、母の願望が死んだとき、自分の生きる気力も死に瀕するとは。

 私は、母の替わりになろうとしたのかもしれない。
 母の人生を、母に代わってやりなおそうとしたのかもしれない。
 だから、母と同じような似たような、ひどい苦労をして、それをみずから招いて、乗り越えようとしたのかもしれない。

 不幸な母に代わって、私が母の望みをかなえるという形で、幸せになろうとしたのだ。
 できるだけ母と似た条件と前提で、幸福になろうとしたのかもしれない。

 ああ、なんということだろう。
 私は、母に代わって、母が受けるべき幸福を受けようとした。
 私は、母の代理夫であるだけでなく、「もうひとりの母」「母の分身」となっていたのだ。

 私は、私という一個の独立した人格ではなく、「母の模倣者」でしかなかったのだ。

 もう、そんな生きかたはうんざりだ。
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Commented by アル症のRです。 at 2008-05-04 18:37 x
それじゃあ私の恋愛パターンと一緒デスね(*^_^*)
 今日のスピーカー、とても面白かったです。私は明日、スピーチをしますが、頭のしびれや、吐き気、貧血に悩まされています。更年期障害かも知れないですが、明日がとても不安でした。でも、前回の時も心炎さんに力を頂いたので、今回のことも単なる偶然では無いと思いました。m(__)mしかし。。人は楽そうに見えるもんですな~。。( ^^) _旦~~
Commented by ecdysis at 2008-05-04 21:11
心炎です。スピーチをお聞きいただいてありがとうございました。

緊張するとどうしても、いろんな「症状」が一時的に出るみたいですね。明日は、気楽にいきましょう。

>人は楽そうに見えるもんですな~

 みんな、そうです(苦笑)。マーク・トェインがうまいことをいっています。「人は月だ。だれにも見せない裏側がある」
 ここでいう「裏」は悪い意味ではなく、「表からは見えない側面」ということで、内心のことをいっています。いってみれば、「心の内ポケット」「心の後ろ姿」です。

 人前では、明るかったり、しゃんとしてても、一人になると、よれよれ、へろへろの憂鬱状態になる人って、けっこういるんじゃないですかね。
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by ecdysis | 2008-05-04 00:38 | アダルトチルドレン・依存症 | Trackback | Comments(2)