バカだなあ、俺
2008年 07月 21日
よき父、よき夫になりたかったって?
バカだなあ。
父親も祖父も曽祖父も、よき父、よき夫じゃなかった。
四代目だけ、突然変異のように、よい家庭人になれるわけがないじゃないか。
目上の三代の直系の父親たちが、できそこないの父親、ダメ夫だったのだ。
いきなり自分だけ、それらのアルコール依存症やACの病気と無縁に生きられるはずもなかったのだ。
直系の叔父たちも、みなよき父、よき夫ではない。
まわりを見ろ。
結婚すれば幸福になれる、相手さえよければ、幸福になれる。そう信じて思い込んできたけれど、それらはだたの白昼夢。母から受け継いだ悲惨な現実と未来を見ないがための妄想。
見ろ、わが家系の焦土を。アルコール依存症とACが焼き払った血脈の地を。
光は、ここにはない。
ここにはない、家庭にはない。
だが、光は別のところにある。きっとある。
焼けただれた不毛の大地を、緑なす農地に変えようとした努力は、すべて無駄に終わった。
いままで、焼けた地面ばかりを見てきた。
もうやめよう。
空を見よう。天をあおごう。
そこには、いつも優しい陽光と風、白雲と青空があったのだ。
バカだなあ。
父親も祖父も曽祖父も、よき父、よき夫じゃなかった。
四代目だけ、突然変異のように、よい家庭人になれるわけがないじゃないか。
目上の三代の直系の父親たちが、できそこないの父親、ダメ夫だったのだ。
いきなり自分だけ、それらのアルコール依存症やACの病気と無縁に生きられるはずもなかったのだ。
直系の叔父たちも、みなよき父、よき夫ではない。
まわりを見ろ。
結婚すれば幸福になれる、相手さえよければ、幸福になれる。そう信じて思い込んできたけれど、それらはだたの白昼夢。母から受け継いだ悲惨な現実と未来を見ないがための妄想。
見ろ、わが家系の焦土を。アルコール依存症とACが焼き払った血脈の地を。
光は、ここにはない。
ここにはない、家庭にはない。
だが、光は別のところにある。きっとある。
焼けただれた不毛の大地を、緑なす農地に変えようとした努力は、すべて無駄に終わった。
いままで、焼けた地面ばかりを見てきた。
もうやめよう。
空を見よう。天をあおごう。
そこには、いつも優しい陽光と風、白雲と青空があったのだ。
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ぽんた
at 2008-09-24 02:09
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うまく言葉になりませんが・・・。
私も、焼けた地面を見るのはやめようと思いました。。
あらためて。天をあおごうと決心しました。
ぜんぜんバカじゃないです。三代続いた悪い連鎖を断ち切ることは簡単なことではないですもの。それに気づいて戦っている、素晴らしいと思います。それに、こんな文章バカだったら書けないです。愛がなければ書けないです。
大事なことを言ってくれて、本当にありがとう・・・。
私も、焼けた地面を見るのはやめようと思いました。。
あらためて。天をあおごうと決心しました。
ぜんぜんバカじゃないです。三代続いた悪い連鎖を断ち切ることは簡単なことではないですもの。それに気づいて戦っている、素晴らしいと思います。それに、こんな文章バカだったら書けないです。愛がなければ書けないです。
大事なことを言ってくれて、本当にありがとう・・・。
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ぽんた
at 2008-09-24 02:11
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ACODAから来たぽんたです
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心炎
at 2008-09-25 01:16
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>ぽんたさん
ようこそ、いらしてくださって、また共感をいただいて、ありがとうございます。
家族や家庭へのとらわれは、それを生きがいにしてきた私のようなものにとっては、なくすこと自体がとても考えられないことでした。
「バックボーン」というか「心の支え」であったわけですから、それを離れなければ、もともとの自分に帰れないところまで、合わないものを「自分らしさ」だと、頭から信じてきたのですが、結局、だめでした。
その「背骨」「生きる目的」に依存していた私は、依存とさえ気づかずに四十歳代を迎え、あと数年で50歳代に入るところまで来てしまいました。
砂漠はともかく、植物の育つ土地では、植物たちが渇くと、天に向かって「雨を呼ぶ」という言い伝えが、どこかの民族のお話にあったように記憶します。
焼けた大地から、空にむかって癒しを求めれば、神々の慈愛の雨が降るということを、やっと少しずつ感じられるようになりました。
ACたちが、本気で祈れば、そこになにごとか優しいものが降ってくると信じております。
ぽんたさんの上にも、ぽんたさんの、傷ついた内なる子供たちが、癒され導かれ、回復しますように。
ようこそ、いらしてくださって、また共感をいただいて、ありがとうございます。
家族や家庭へのとらわれは、それを生きがいにしてきた私のようなものにとっては、なくすこと自体がとても考えられないことでした。
「バックボーン」というか「心の支え」であったわけですから、それを離れなければ、もともとの自分に帰れないところまで、合わないものを「自分らしさ」だと、頭から信じてきたのですが、結局、だめでした。
その「背骨」「生きる目的」に依存していた私は、依存とさえ気づかずに四十歳代を迎え、あと数年で50歳代に入るところまで来てしまいました。
砂漠はともかく、植物の育つ土地では、植物たちが渇くと、天に向かって「雨を呼ぶ」という言い伝えが、どこかの民族のお話にあったように記憶します。
焼けた大地から、空にむかって癒しを求めれば、神々の慈愛の雨が降るということを、やっと少しずつ感じられるようになりました。
ACたちが、本気で祈れば、そこになにごとか優しいものが降ってくると信じております。
ぽんたさんの上にも、ぽんたさんの、傷ついた内なる子供たちが、癒され導かれ、回復しますように。
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ぽんた
at 2008-09-26 01:40
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心炎さん、こんばんは。
ACODAのコミュの方もコメントありがとうございます。あちらにも書こうかと思いましたが、私が質問してしまって、「言いっぱなし聴きっぱなし」の方がしづらくなっているのではと心配になってあちらには書きませんでした。今こちらに来てみてコメントを下さっているのを発見しました。
心炎さんのこれからの人生に必要なよい変化が訪れたのですよね。年下の私が生意気かもしれませんが、遅い早いなんて関係ないと思います。皆それぞれの人生違うから、遅くなった理由があるのだから。。。
私たち自身のせいでACになったのではないのと同じに。私はそう思います。
心炎さんの気付きが、心炎さんの人生を更によい方向へ導いてくれますように。
ACODAのコミュの方もコメントありがとうございます。あちらにも書こうかと思いましたが、私が質問してしまって、「言いっぱなし聴きっぱなし」の方がしづらくなっているのではと心配になってあちらには書きませんでした。今こちらに来てみてコメントを下さっているのを発見しました。
心炎さんのこれからの人生に必要なよい変化が訪れたのですよね。年下の私が生意気かもしれませんが、遅い早いなんて関係ないと思います。皆それぞれの人生違うから、遅くなった理由があるのだから。。。
私たち自身のせいでACになったのではないのと同じに。私はそう思います。
心炎さんの気付きが、心炎さんの人生を更によい方向へ導いてくれますように。
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心炎
at 2008-09-26 21:59
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ありがとうございます。
「よい変化」というのは、良い言葉ですね。
ACの私たちにとって「変化」とはいつも「恐ろしい現象」でしかなかったのですから。悪く変わることはあっても、良く変わることがないという「思い込み」から脱却し続けてゆきたいです。
「よい変化」というのは、良い言葉ですね。
ACの私たちにとって「変化」とはいつも「恐ろしい現象」でしかなかったのですから。悪く変わることはあっても、良く変わることがないという「思い込み」から脱却し続けてゆきたいです。
by ecdysis
| 2008-07-21 22:19
| アダルトチルドレン・依存症
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Comments(5)